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私の夢。
私の夢は、言語聴覚士になって言語障害を患っている人々を助けたい、ということです。
自分では何か話しているつもりでも、相手に全く伝わっていない、
物の名前がなかなか覚えることができず、またかろうじて思い出して言えた場合でも違うものの名前を言ってしまったり…。
という状態に陥ってしまう方が見えます。
そこでそのような患者さんたちの言語能力回復を目指すべく、様々な言語療法を施すのが言語聴覚士の役目なのです。
私には、看護師である母方の祖母と母の妹(叔母)がいます。
特に祖母は私が幼いころから、同じく看護師になってほしいということを思っていました。
しかし、私としては医療職に興味はあるものの、看護師という職業にはあまり興味を持てず、
高校も祖母や祖父、両親の希望していた普通高校は受けることなく、
ほぼインスピレーションで入学した商業高校で3年間を過ごしました。
確かに私は祖母たちの意見を聞き入れることなく、商業高校へと進学はしましたが、
そこで学んだこと、取得した資格はとてもかけがえのないものなっております。
そして心理学を学ぶために大学へ進学。情報学と心理学、まったく正反対の学問です。
しかし、高校は高校、大学は大学と私なりに区切りをつけているのでそれはさほど問題ではありませんでした。
確かに、両親たちの看護師になってほしいという希望を蹴りはしましたが、
私なりにまた何か別の形で医療現場にかかわることができたらなぁ…と考えていた矢先、今の大学を見つけたのです。
言語聴覚士を目指すかたわら、心理学も学ぶことができる。
全国でもこのようなことができるのは、うちの大学のみだそうです。
今私は心理学の専門科目として、臨床心理学演習という授業をとっています。
その授業では「動作法」といって、援助者がクライエントの身体に直接触れて、
リラックスを体験させるという方法を、実際に自分たちで練習して学んでいます。
簡単に言うと、みなさん聞かれたことがある「カウンセリング」という方法では、
クライエントに自分の状態を話してもらうよう援助することで問題解決をしていくのですが、
この「動作法」ではクライエントが自身の身体(内面)と向き合うことで、問題を解決していくという違いを持っています。
最初はこの授業、単位上の関係でとらざるを得ず、ほぼ仕方なしにとった授業だったのですが、
それが最近になって考え方が変わりました。
確かに私が目指している言語聴覚士は、言語療法を行うことを目的としていますが、
それだけでなく動作法のような援助も取り入れていくといいのではないかと思うようになったのです。
動作法を行うことで患者さんにリラックスしてもらって、その上で言語療法を行っていきたいなぁ、なんて思ってます。
それともうひとつ、最近言語聴覚士の仕事に対して考えが変わった出来事があるので、
それはまたおいおいブログに書きたいと思います。
長文失礼いたしました!