僕はただ君のことやっぱり好きで好きで

先日に引き続き…私の夢についてです。

私の言語聴覚士像を変えてくれた本があります。

それはちょっと前の学校の授業のこと。

その授業は、言語聴覚士を目指す人たちが集うのですが、

ある日その授業で、言語障害者の方の体験記などを読んで、

感想文を書いて発表するということがあったのです。

そして、私はある本を見つけたのです。

失語症者、言語聴覚士になる―ことばを失った人は何を求めているのか

失語症者、言語聴覚士になる―ことばを失った人は何を求めているのか

この本では、失語症者である著者の平澤さんが、

やがて自らが言語聴覚士となって、

そしてどのような活動をされているのかが記されています。

私はこの本でとても驚いたことがあります。

それは、平澤さんが訪問ST(言語聴覚士)として活動してみえることです。

私は今まで、言語聴覚士は病院の言語療法室にて、

失語症者の方の治療を行うのだと思っていました。

確かにそれはそれで間違いではないのですが、

まさか患者さんの家へと出向いて、

言語療法を行われているとは思わなかったからです。

これだと、病院で緊張してしまって、

なかなか上手く治療を受けられない方でも、

自宅だとリラックスしてできるようです。

先日書きました通り、私がもしも言語聴覚士になることができたら、

「動作法」もできれば治療に取り入れていきたいと思っています。(臨床心理士になる必要あり!?)

患者さんをリラックスさせて、治療を施したいと考えています。

もうひとつ、この本で学んだことがあります。

それは、コミュニケーションの方法は“言葉”だけではないということです。

ジェスチャーなどで伝える“ボディ・ランゲージ”というものがあります。

言葉を話すことが難しい患者に、無理に話すよう強いることは、

その方にとって、大きなストレスなのではないかと思います。

平澤さんも、自分が言語療法を受けているときに、

同じようなことを思ったそうです。

そんなことで、言語聴覚士の仕事が務まるはずないと思います。

なので、私はこのようなことから、

いろいろなコミュニケーションの楽しさを、

患者の方に教えられるよう、これから勉強したいと思います!

…以上がfuchaの叶えられるといいなぁ、と思う夢でした!

長々と失礼しました(+_+)