今日は2週間おきの通院の日でございます。

まず最初に採血をして、その後診察を受けました。

薬を飲み始めて2週間が経ちましたが、主治医の先生曰く「まだ効果があまり現れていないかもしれない。」らしいです。

依然として頻脈であり、甲状腺も腫れているそうです。

私は今のところ、メルカゾールという過剰な甲状腺ホルモンを抑えるという薬を1日3錠飲んでいるのですが、

人によってはすぐに効果が出てくる人もいるそうです。

普通は多めの量から始めて、中には1日9錠も飲んでいる方もいらっしゃるそうです。

しかし先生は「副作用のこともあるから少ない量から始めてみましょう。」とおっしゃられたので、

まずは1日3錠から始めることにしました。

まぁ私の場合、甲状腺がけっこう腫れているらしく、薬物治療が難しいところがあるみたいなんですが、

幸いなことに(?)比較的まだ柔らかいらしく、もしかしたら薬が効くかもしれないということで、

とりあえず今のところ薬で頑張っている最中です。

下記は、私が一番最初に病院にかかった時に血液検査をして判明した、ホルモン数値です。

Free T3
正常値:2.2〜4.1
fucha :16.6 H

Free T4
正常値:0.88〜1.81
fucha :4.73 H

TSH(甲状腺刺激ホルモン)
正常値:0.35〜3.73
fucha :0.03 L

TSAb(甲状腺刺激抗体)
正常値:0〜180
fucha :375 H

バセドウ病の場合自己免疫疾患といって(Ⅴ型アレルギーでもある)、

上記のTSH(甲状腺刺激ホルモン)というホルモンに対し、TSAbという甲状腺刺激抗体が作られてしまい、

その結果TSAbが甲状腺を刺激することにより、Free T3やFree 4のような甲状腺ホルモンを過剰分泌してしまう病気なのです。

そのせいで、甲状腺腫(腫れること)、頻脈、眼球突出(私はなっていません)など、様々な全身症状を来してしまうのです。

でも、もしもあまり効果が現れないようだったら、手術(甲状腺全摘など)も考えられます。

実は私、幼いころに先天性の病気で下腹部のあたりを切開していて、今も跡が残っているのです。

あと、高校の時に環状紅斑という原因不明の皮膚病にかかり、

皮膚生検(病変部を切り取って検査すること)もしていますので、

手術が怖くない、といったら嘘かもしれませんが、治すためには仕方ないと思っています。

とりえあず、上記の数値から何とか正常値に戻せるといいなぁ!と思っています。

また何かあったら随時報告していきたいと思っています。

それとあと余談ですが、今日看護師の方に「病気のことインターネットか何かで調べた?」と聞かれました。

「あの…学校でちょっと勉強してて…。」と答えましたが…。

今思えばバセドウ病と告知された時、あまりにも私が必要最低限のことしか聞かないから、

看護師さんはなんとなくわかったのでしょうか(笑)

でもホントにこういうとき、勉強しててよかったなぁって思います。

同じくバセドウ病を患っている方々、頑張りましょう!

それでは☆

【参考書】
コメディカルのための内科学」(伊東 進・森 博愛、2008)